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11月7日 指導者たることこれまでの2週間はハーフタームという期間で、
子ども達の学校は休みでした。
この期間は学校ごとに違う期間、異なる長さを設定しています。
公立の学校はほぼ同じ期間で、1週間だけでしたが、我が子らの私立校はやや長めであります。
ウィンチェスター・カレッジの生徒のガーディアンをやっていますが、
こうした古き名門はその名門同士で同じ期間が休みであります。
たしか、王室のイートン・カレッジと同じ期間だったと思います。
ハームターム期間は息子のラグビーも休みで、ちょっと寂しい。
サッカー観戦とラグビー観戦とでは面白みが異なります。
ラグビーはとても野蛮に見えますが、審判と選手がコミュニケーションを取りながら進められるゲームなので、荒っぽさと理性とが同居しています。
また、学校のラウンジで行われる観戦後のティーが楽しい。
父兄と懇意に話す機会です。息子とは仲良し以外の父兄とも話せるので、学校や彼らの生活に触れる機会にもなります。
既にご存知の通り、彼らはとても裕福な人たちで、子どもとの付き合いもプレップと呼ばれる小学生時代以来家族ぐるみなです。
海岸沿いに建てたお互いの別荘の夕飯に招きあう間柄である彼らのソサイエティに入り込むことになるわけですが、
特に金持ちぶるわけでもなく、異人種を意識することもなく、むしろ日本人などは仕事のパートナーとしてよく理解している人々です。
一方、サッカーは支持層が広いこと、地域の選ばれた子どもたちの寄せ集めであることから、親の背景も様々です。
それでも、別荘を持つような富裕層はいません。むしろ、12歳以上になると頑強な有色人種や貧困層が見えてきます。
そして、マイノリティが更なるマイノリティをイジめる構造的なアホらしさにも遭遇します。
そのことは何度か記事にしたことがありますので、ここでは省きますが、人種意識と教養との関連性はあながち否定できないものだと実感します。
この12歳になる学年というのは、英国では一つの節目、進路の分かれ目でもあります。
学校で言えば、無試験公立校(約89%)、有試験公立校(約4%)、私立のパブリックスクール(約7%)の3ついずれかに振り分けられる年齢です。
サッカーの割と上手なこどもたちが一斉にチームを辞める時期が、彼らがパブリックスクールに入る12歳なのです。
その後はパブリックスクールで行われるラグビーなどのスポーツに専念するわけです。
ただ、拙宅の息子の場合は、それでもサッカーが一番好きなので続けているわけです。
そのサッカーも最近は冴えないとは先週も述べたとおり。
5日の試合は6対4で勝利しましたが、
間違いなく敵チームSEの方が強かった。
勝てた理由は敵監督のお陰です。
選手のプレーに対して、「あれやっちゃダメ、これやっちゃダメ、お前は役立たず」という罵声に近い叫び声を上げていました。
選手のマナーもけっこうメチャクチャで、警告を受ける選手2名、反則退場選手1名が出ました。
けっこう強いのに自滅してくれた、という感じの試合運びで、
勝ったにも関わらず、息子チームには何の進歩も見られませんでした。
ところで、このSE、まだリーグ表の中に名前が出ていません。
5日がシーズン初日でした。
しかも、前シーズンは息子のチームと同じ4部リーグに居ました。
息子チームは6対0で勝利しましたが、
その後不戦敗を続けて失格となり、リーグから除名されたのです。
このような事情にも関わらず、今シーズン途中から3部リーグに参加し始めたのです。
まったくもって事情の判らぬチームであります。
今後、あの監督の指導の下では、やる気の起きない選手が試合参加を嫌がって試合放棄や没収試合になることも考えられます。
5日の勝利にはあまり意味がないかも。
10月31日 因縁の対決最近の息子のスポーツは観ていても面白くない。
勝ちに拘るわけではないが、せっかくサポートしているのに、ダラダラとプレイされたのでは応援に行く気も起こらない。
拙に振り返って考えれば、勝たないことにはスポーツは面白くない、楽しくない、向上しない。
向上しなければ、見込みも、やる気も無ければ、辞めるべきだと思う。
拙の場合、大怪我をした19歳の後は障害と言えるほどに身体能力が低下し、目標と動機を失って、陸上もバスケも辞めた。
その後は遊びでたまに野球をやるだけに留め、現在では健康のために運動する程度だ。
しかし、息子達のサッカーは事情が異なる。2名の新規加入選手の力が活かしきれていない。
どうもポジショニングが問題であるらしい、と29日の試合を観ていて、さらに息子と話し合っていくうちに判ってきた。
この段階で、このことは息子が監督ポールに伝えることになった。たぶん、ポールも今は試行錯誤の状態だろう。
何しろ、上位リーグに昇格しただけに技術もスピードも変化し、殆どの選手達が順応しきれていない。
選手達は本来のポジションをやらせてもらえないのでプレイに影響が出ている。
息子だって、本来は右ミッドフィルダーなのに、この1年間嫌がりもせず、ずっと左を勤めて来た。
左MFとはどのチームでも替わりがいない。それだけ貴重なポジションでもある。
左でクロス(センタリング)を上げられるほど向上させているのに、他の息子たちは「このポジション嫌だぁ」と堪え性も工夫もない。
で、29日は同名のチームWLのAチームとの対戦。
WLAは数年前までプレミアに所属していたが、降格が続いて今期からは息子のチームWLBと同じ3部リーグになった。
WLとはこの地域のプロチームで、学年ごとに同名のユースチームをいくつか持っている。
息子の学年、13歳以下ではA、B,Cの3チームがあり、息子はBチームに居る。
発足はAチームが最初で、近所の上手な子供達が集まり、それぞれのメンバーの入れ替わりが生じるうちにチームの事情も変化する。Aチームは補強に失敗し、マネージメントが厳し過ぎたために良い選手が居なくなった。事実、Bチームの方が格段に上手い。29日の試合では前半のボール占有率80%、後半の70%にも関わらず、2対2の同点という結果で、息子達は泣きそうな顔になっていた。
過去2年間の練習試合でもAチームは何度もBチームに負けていたので、Aチームには「今度こそ」という強い気持ちがあったかもしれない。プレーを支えるのは何と言ってもメンタルにあるもんね。ボールを維持できない、敵陣まで運べないボンクラチームでも必死さが伝わってきた。
息子が蹴ったコーナーキックからの球を競う瞬間。ゴールに寄りかかって、なぜかくつろぐ敵方の背番号2。
黄色はチームWLのアウェイキット、本来は緑と白の縞々模様の両チームであります。
で、スタンドには、WLのホームグランドで試合をしたこともあって、チャンピオンズ・リーグのクリスタル・パレスのスカウトと思しき人物が来ていた。
こんな時に限って、息子は不調だった。パスがことごとく上手く行かない。拙が覚えているだけでも10近い蹴り損ねを見た。動きも視点も展開も良いのだが、あんなにたくさん不正確なパスを連発していたのでは、まず、上手いとは思われないだろう。敵の2点目は息子のクロスの上げ損ねが原因だった。弾道の低いパスがストライカーに当たればゴールだったんだろうが、ややテンプラになってしまった。気負いに拠って蹴るタイミングが外れた典型的な例だ。野球で言えば、ホームラン球をセカンドフライにするようなもの。 こういうプレイを何度もしているようではスカウトのめがねには掛らないだろう。そのスカウト、今シーズン、もう一度観にきてくれないかなぁ。
あー、イライラするぜ、まったく。
監督ポールは親たちにも指導する。 「声援はポジティブに、励ます言葉を掛けて欲しい。選手をガッカリさせても次のプレーに繋がらないから・・」
拙は返した。 「じゃあ、ヘボ審判ってのはどうだ?」
10月26日 モノポリー
日本に初めてこのボードゲームが導入されたのは1968年ごろのことだと思います。 正に理不尽な人生ゲームの中での「独占」こそがこのゲームの醍醐味でありますが、 頭脳を使うのではなく、手続きを学ぶゲームではないでしょうか。 飲酒の許される成人になってから一度やった時は、 ゲームに参加した男女の半数が破産して、文字通り丸裸にされるようなローカルルールを作るなど、 調子に乗りすぎた苦い経験もあるほどであります。 若き知恵とは諸刃の剣であります。
純粋な小学低学年の頃は、 アメリカ式の家の売買方式や抵当権などを覚えては、 その後宅建取得の動機となったことは言うまでもありません。
と言うのは冗談ですが、むしろアメリカの地名を覚え、どういう地域の価値が高いものか、 という意識付けが成されたと思います。 当時、横浜に住んでいましたが、一番土地代の高価なところが、 横浜相鉄駅ビルとタカマシ屋のボーダーとなるフルーツ屋の敷地でした。 小学生当時、 冬でもスイカが売られている高級果物屋の前に行っては、 「ここが一番高いんだよね」と叫んで、店のヒトに嫌な顔をされたものです。 入院していた父のところには、この店のフルーツバスケットが届けられるので、父の病に感謝するという思い違いをしていたことも恥ずかしながら懐かしい思い出であります。 因みに、拙はこの店では一度も買い物をしたことがありませんが、駅ビル内をフルーツの香りで一杯にするこの店と、この店で買い物の出来るブルジョワジーに対する憧憬を抱いたものです。未だにその憧れは叶っていませんが、観光開発される前の海外の田舎や村に訪れる機会が増えてからは、どうでもよくなりました。最近の八百屋は香りが弱くなったけど、あの店はまだ芳しい商品を扱っているのだろうか。先だってのコルシカ島の八百屋も近づいただけで甘い香りが漂っていました。
で、思い出話が長くなりましたが、 娘はモノポリー・ロンドン版を使ってロンドンの探索をすると言い始めました。 オーガナイザーはガール・ガイド、これが男性ならボーイ・スカウトと言います。 ガール・ガイドは12歳からで、それ以下の年齢はブラウニーズという組織になります。 男の子の場合は12歳未満がカブ・スカウトですね。 今でも渋谷の辺りに行くと、毎週木曜日にブラウンのユニフォームを着た英系の子供たちをたくさん見かけます。 ブラウニーズ・ユニフォームの娘と友人たちを引率していた時、 「カワイイので写真を撮らせて下さい」と言われたので、 「では、将来誘拐犯の嫌疑を掛けられても仕方ないと思って、身分証明書を見せてください」 いえ、実際に未遂事件があったものですから、そう言ったのですが、 「なんでぇ。いい気になりやがって」とカメラ青年は行ってしまわれました。でも、遠めに撮影していましたね。拙が「おい」と声を掛けると走り去りましたが、引率者としては彼奴を追うわけにも行かず・・・。 さらに前置きが長くなりましたが、 先日、娘はガール・ガイドたちに混じって、ロンドン版モノポリーに示されている地域にぞろぞろと向かったそうです。 朝8時に出かけて、夕方7時ごろ帰宅して聞いてみると、たった10箇所しか回っていません。 「9時半から5時半まで休憩の約1時間を除いても、7時間あったのに、なんで?」 「リーダーの大学生が思いつきで、行く場所を決めたから、地下鉄やバスでロンドンを横断したり、縦断したり・・」 「最初に行く順番を考えなかったの?この道順だったら、徒歩で全部一日のうちに行かれるやん。アホや」 「でも、disorganizeは私のせいじゃないよ。リーダーだよ」 「そんなリーダーを嗜(たしな)めんでどうする?」 「だって、(頭悪いのに)自信満々なんだもん」 この国のヤツの自信の背景って何なんだろうね。 やたらとプレゼンだけが上手い奴らが多くて、 ちょっと突っ込みを入れるとちゃんと答えられないことは、その点を解明するヒントになるかも。 で、残りの行ってない箇所は後日挑戦することになりました。 ロンドンの散歩は下調べが足らないとダメね。 http://www.pcworks.demon.co.uk/magazine/campaign/zzmay2001.htm 資料はたくさんあるです。
10月23日 週末のフットボールなど10月21日ラグビーの試合、21対17で逆転負け。 審判が2つの大きなミスジャッジをして、逆転。誰が見ても明らかなオフサイドなのに、インターセプトした球を持って、敵選手は独走すること2回。それも中央突破だから、コンヴァージョンキックもど真ん中。負けるはずのない試合に負ける。試合後、審判が選手に謝っていたのが、印象的。まあ、練習試合だからいいけどね。
10月22日のサッカーの試合、3対2で逃げ切り。2点目は息子の今期初ゴール。前半のボール占有率は息子チームが70%以上と圧倒し、左右の攻撃が出来ていた。後半は疲れからか、ボールが真ん中に集まるばかり。後半、右に広がることはあっても、左の息子にボールが来なかっただけでなく、敵のアテンプトが10ほどで、逆に圧倒されることに。鈍足のディフェンスラインの弱さを突かれて2点献上。
この日の対戦相手は「進化論」で有名な博物学者と同じ名前D。実際にその学者が住んでいた地域名もDであり、チームはその地域のもの。息子は以前のチームで2年前に対戦したときに6対1で負けたとのこと。顔に見覚えがある選手もちらほらいたが、個人的には身体は成長していても、誰も特に上手くなっていない。組織的な動きについても言われたとおりのことが出来る程度のチーム。息子が毎年確実に目に見えて上手くなっていることを確信するのは、こうして昔対戦した相手と当たる時。拙が単なる親バカじゃないことも分かるでしょ。
この日ゴールを決めたのは有色人種ばかり。マイケルとティムは黒人で、それと半分黄色人種の息子。彼らの父親同士も仲がいい。二人ともナイジェリアの同じ邑出身だそうだが、内戦難民として英国に渡り、教育は英国で受けているため、会話は完全に英語。近所の仲良し黒人には、信心深く、教育度の高いナイジェリア出身者が多い。敵チームの名前は神を否定した学者の名前として知られているが、それが事実ではなく、学者D自身は信心と科学を別個に考えていたことを、父親達は知っている。Dは大学で神学を修めている。
さて、
この日のような接戦の場合、補欠が出られないこともある。ミッチェルが出られなかった。「君がいてくれるから、皆精一杯のプレーが出来るんだよ」と励ますも、ミッチェルは力なく "O.K "(トーンダウンした抑揚で) 彼も確実に上手くなっている選手だが、一番小柄で、やや太りぎみ、しかも脚がない。敵にその弱点を突かれると、全体の士気にも影響する。でも、ひたむきな好少年なんだよなぁ。監督ポールもこの大事な選手を言葉で必至に励まし、「今日はチャンスを与えられなくて申し訳ない」と。このチームのこういうところが好きだ。
息子のゴールはキーパーの動きを読んで、ややループの掛ったシュートでした。敵チーム父母も「あれが入っちゃしょうがない」とのこと。簡単なシュートをよく外すのに、難しいシュートは入れる、ってヤツいますよね。
10月22日 Parents Evening拙が15歳の頃は元服式を受けたものですが、(ウソ!)
英国の子供達は15歳でGCSEという試験を受けます。
General Certificate of Secondary Educationというのが元の言葉ですが、日本の皆様には何のこっちゃでしょう。
16歳までに就学したアチーブメントテストと思えば、それで良いと思います。
科目は10科目までが選択可能で、選択の段階で理文がある程度決定してしまいます。
評価は良い順にA*、A、B、C、・・・Gまであります。
この試験を受けるだけで、点数や評価に関係なく学校からオサラバして就職する子供達が大半の英国ですが、
拙宅の子供達の通う学校では、93%の子供が評価段階最高のA*からBを取得する進学校であるために、
辞めてしまう生徒はほとんどいません。
そして、このGCSEの成績に基づいて、17、18歳の2年間に大学進学のために学ぶ4科目を決め、専門を決めるのです。
大学で科学分野に進む場合は、この段階でほぼ完全に専門が決まってしまいます。
しかし、文系の場合はその4科目で何を学んでいても成績さえ良ければ、ある程度は希望する学部に入れたりします。
表題のParents Eveningとは父母会のことです。
GCSEを来年の夏に控える娘の学年では、
GCSE後のAレベル科目を決めるためのオリエンテーションが開かれました。
Aレベルとは大学入学考査とでも言っておきましょう。
つまり、英国の学生にとって、GCSEとAレベルは英国内で行われる学生生活の中でも大事なイヴェントなのです。
サッカーの得意な息子とて、将来のために選択肢を広げておかなければなりません。
縁戚のバーミンガム・シティのストライカー、オリバーアレンもいくつかの法学部から入学オファーを貰った上でのプロ入りでした。
将来法曹界に戻りたいと思ったら、この事実が彼の実績になるのです。サッカー選手の寿命は長くても30歳と少しですからね。年金も早くからもらえますが、父クライブを見て育ったオリバーが若くして年金生活に入るとは思えません。
たぶん、オリバーは英国のプロ・サッカー選手の中で、もっともインテリジェントで、礼儀正しい選手の一人でしょう。貧しさから這い上がってきた大半のチームメイトを眺めては、社会貢献を考え、行動に移す人間です。
で、娘の話に戻って、
まず、娘の選択したGCSEの10科目です。
日本語、英語、英文学、数学、宗教学、歴史、アート、科学(化学、生物)、フランス語
科学は2科目として計算されます。
このうち日本語だけ1年早く受験し、A*を取得したことは以前も述べました。
全科目でA*を取れとは言わないけど、取れたら良いなあ。
娘は「科学以外は、取れそうな科目を選んだ」と言っています。
拙の家系は理系なのに、拙宅の子供達は理系がイマイチです。
法則を覚えてテストで良い点を取っても、すぐに忘れやがります。
まあ、そういう拙も家系では唯一理系からドロップアウトした人間でありますが、それは高1の数学でつまづいてしまって・・・。
娘も息子も今のところ、日本ほど高度ではないとは言え、数学では学年で常に5指以内の好成績を取っているようです。
こういう得意科目との関連から、「これかなあ」と思われる科目のオリエンテーションに親子で参加してきたわけです。
予め決めた科目は、「数学」、「英文学」で、あと2科目を決めなあきません。
参加したオリエンテーションは、「写真」「ビジネス・スタディ」「政治」「宗教学」です。
「写真」はちょっと意外でした。娘は確かにいいフレームを作ります。たぶん才能は拙よりもあるでしょう。でも、一緒に勉強する奴らが・・・ねぇ。
他の3教科はプレゼン自体がすこぶる面白いものでした。
教師が良いので、まず「政治」は絶対に外せない、、、、のだそうです。
変数を扱う「ビジネス・スタディ」は将来、経済、経営、商業、マーケティング、オーガナイズ、引いてはMBAで学位を取るとしたら欠かせないし、数学の得意な娘には向いていると思います。興味が高じれば、たぶんアカデミックなレベルで研究活動が出来るのではないか、と思います。この教師もなかなか素晴らしい人材です。
また、法曹界を目指すのであれば、倫理、哲学、世界の宗教を多岐に渡って学ぶ「宗教学」も外せません。娘は拙と同様に哲学する人間ですから、これもどうにか。因みに同校からは今年度、この宗教学でA*を取った学生が2名オクスフォードの法科に入学しています。
というわけで、娘は 「英文学」「数学」「政治」「ビジネス」「宗教学」 の5つの中から一つを削らなければなりません。
この中で一番関連のなさそうなものが「英文学」ですが、娘はこの分野では天才と言われています。
でも、まだ磨かれた玲にはなっていませんし、文章で食えるわけではないので、師に付く必要はあると思います。
そして、「政治」と「ビジネス」の掛け持ちは大変なのだそうです。
「宗教学」も頭使うしなあ。
それぞれの出題を見ると、慎重に選ばないと大変なことになることが判ります。
そのうち、Aレベルの出題内容をお披露目しましょうか。
以上、娘と悩むのコーナーでした。
10月21日 騒ぐでない!
メイラーに書きかけの記事を見つけました。 今日はようやく更新する余裕も・・・ でも、なんだろう?このタイトル? まとまりのない記事になりますので、このままでいいや、と。 さて、 息子のサッカーやラグビーを見に行っている間、 娘は自宅で宿題をしているか、友達とどこかに出掛けます。
学生教練隊を辞めてしまったので、ただでさえ少ない彼女についてのネタはさらに少なくなりました。
隊の代わりというわけではないのですが、友達の誘いで、先週から近所のバプテスト教会のユース集会に参加し始めました。
週に2回、夕方に集うのですが、本人もまだ活動内容がよく判っていないそうです。 かなり健全な集まりなので、ここからUK Youth Parliarmentとか、 世界平和、環境、援助などのNGOのジュニア活動に関わることになるのではないか、と思います。
かく言う拙も、ユニセフに比肩される英国系のNGOに職員として勤務したことがあります。 ホントはユルトラ警備隊に入って、アンヌ隊員の同僚になりたかった。 というのは半分冗談ですが、個人的にお近づきになりたかった。 NGOなどで勤務しているというだけで、 国連、在外交機関、学識者、政治家、官庁や企業代表と簡単に会えちゃうんですね。 拙が講演依頼されることもありましたが、「謝礼」「お車代」はNGOの懐へ。 なんだよ、拙の知識と見識じゃん、と思うものの・・・。 在日中でしたので、日本のセレブにもご協力をお願いしました。 みのさんとか、アグネスさんとか、筑紫さんとか、日テレのアナとか、 アナウンサーってセレブか? 世界平和、緊急援助、開発援助、環境問題などNGOの行いは、崇高な活動であるという思い込みが、一般的であるような気がしますが、 搾取ばかりしていては風当たりが強くなるとか、お金を浄化するとか、社会貢献の裏側にもいろいろな本音が見えて来ます。 そして、そういう状況はNGOとしても活動しやすくて助かるでしょう。 Fund Raisingなどはそういう視点で行うと世の中の経済活動全体から引っ張って来られる浄財とは意外に多いものだということにも気付きました。 つまり、経済界とNGOとの関係はとても密接です。 個人レベルでも、 NGOから企業、企業からNGOへと渡り歩いて個々のノウハウを蓄積するというやり方は、90年代中ごろから欧米では頻繁に行われていることです。 例えば、Soil Association(以下、SA)という「健康な土壌」の復活を目指す英国の有機農業の環境団体の人々から聞いたのですが、NGOと企業の間を行き来しては、企業に環境意識を植え付け、NGOに企業意識を植え付けて相互の組織を変えて行くことに生き甲斐を感じる、と述べていました。それぞれの分野で学んだことをすぐに還元できる職場環境があるわけですが、彼らの活動の原点の殆どが娘のような学生時代の教会活動に端を発しているそうです。まあ、言うなればフリー・メイソンズ的な宗派を超えた世界平和の追求や、より良き社会の育成みたいなもんでしょうか。同結社は秘密結社と思われがちですが、実はそうでもありません。あー、でもこれを語ると長くなるので、また今度。あるいは、これを機にちゃんと調べてどなたか発表してください。
因みにジェイミー・オリバーを起用して、英国の学校の食生活改善プログラムを推進したのはSAであります。一般に、ジェイミーの姿ばかりが焦点に当てられていますが、ジェイミーに啓蒙した仕掛け人は元SAの職員。環境教育と食育との両方の観点から見れば、ジェイミーがメディアとして大きな役割を担っていることは事実ですが、本質的なところは彼もSAのコンセプトに動かされているのです。広めたから偉大なんじゃなくて、適材であるジェイミーに白羽の矢を立てて、仕掛けに成功した人物こそ偉大なのでは?現在、その仕掛け人は同団体を離れ、アメリカ系のあるマーケティング会社に勤務しています。名前は・・・、うーん彼のメイル消しちゃったんで判らない。半年で2GB軽く超えるもんでね。ま、TVにも出る有名なヤツです。Sloyanだったかなあ。
さて、去る日曜日のサッカーの試合、
先日の決断記事を裏切られるような内容でした。 3部リーグに昇格してからトーナメント戦では2敗、リーグ戦では1勝2敗、苦戦が続いています。 負ける理由のひとつは息子チームのディフェンスラインの弱さ。 4部リーグでは対応できていた上手さと速さは、3部リーグでは通用していないのです。
息子チームはまた大して強くないチームに負けました。 1対5というのはサッカーでは大差であります。 相手は15名中、13名が黒人で、平均身長は165cmほどありますが、
もっとも上手で速い選手は140cmくらいしかないストライカーでした。
息子チームのディフェンダーの間をするすると抜けて行きます。 拙と息子が共通して上手いと思ったのはこの選手だけであります。 彼はハットトリックを決めました。 でも、息子ほどではない。って、ポジションが異なるので比べられるものでもないかもしれません。 敗因のもう一つはやる気のない選手が数名、息子チームに居るということです。 このチームへの残留を決めたばかりなのに、 またまた考えさせられる事態に、息子も拙も少々戸惑っております。
他選手の「やる気」ばかりは監督ポールの腕を持ってしても、改善する類のものではないだけに、難しいものがあります。 息子の移籍話が彼らにも影響したのでしょうか。
「俺は所詮、ヤツほど上手くないよ」と思わせたのでしょうか。
もはや、息子のサッカーについて考えるのはちょっとうんざりしてきました。
このままでは何も改善しないけど、今からチームを替えるのも難しいし・・・。
また、監督ポールと言葉を交わさないと。
10月16日 息子の決断蒸し暑いので、上半身裸にエプロンをつけて料理の下拵えをしていると、
ドアのノックでうろたえました。
そのまま玄関に出ると、
配達員は郵便物を渡すと、拙をちらっと見て、行ってしまいました。
で、後日スポーツクラブの更衣室で、
「ダランが配達しているとき、裸エプロンの中国人の男が家から出て来たんだってよ」
と噂しているのが聞こえました。
「流し目をモロに食らったらしい」
このクラブ、郵便局には特別割引待遇で、利用する局員の集まる時間があるのです。
あー、拙は名前からして中国人じゃないし、「上半身」裸だったんだもんね。
男色はないしな。
でも、ネタにしやがって、あのヤロー。
でもって、今日のお題です。
先日、トライアルを受けてチーム参加のオファーをくれた HRA と、息子の現チーム WLB の選手は同じ地域に住んでいます。
彼らの大半が通う学校も同じです。
息子がパブリックスクールやグラマースクールに通わなければ、学区内のその学校に通うわけで、
拙宅の近辺では大規模な公立セカンダリスクール(11歳~18歳)なんですが、
息子がどちらのチームを選ぶか、彼ら同級生にとって、ここ数日間の大きな話題だったそうです。
息子はその学校に通わずにして有名人になってしまったらしく、
先週も近所の顔見知りであっても、息子の名前を知らない筈の奥さんからその後の経過を尋ねられました。
単に子供のサッカーのことなのに、なんだか、小さな村の中の噂話みたいです。
どちらの選手たちも自チームへの息子の参加を信じていたようです。
それは、彼らがどれだけ自チームに愛着を持っているか、ということに他ならないわけで、
改めて、現チームと息子との関係を考えさせられることでした。
プレミアのHRA と 3部リーグのWLB なら、
プレミアに行くことが昇格であり、プロになるチャンスも増えると普通に考えるでしょうが、
これまでに調査してみたところ、実はそうでもない、ということが判ってきました。
もちろん、ある程度のレベルのリーグに参加して研鑽を積んでいくことは必要ですが、
息子の現チームのリーグであれば、スキルを上げることは可能だし、
4部以上のリーグであれば、ユースにスカウトされる可能性はプレミアと同等にあるそうです。
他にも、ポジション、チームメイト、チームの強さ、雰囲気、ポテンシャル、指導者たち・・などを考慮すると、
現チームでプレーを続けた方が、息子にはメリットが多いという結論に達しました。
で、監督ポールには、息子の決定と拙の考えをちょいとしたメイルにして送りました。
タイトルは for our sons ですが、チームの問題点と改善策の提案をしただけです。
この内容を監督ポールが理解し、受けて容れてくれることが残留の理由でもあります。
興味のある方がいらっしゃれば、次回にでもその手紙の内容をここでお披露目します。
ついでに、「英文手紙の書き方、牧歌流」でもご紹介しませうか。
プレミアの監督ケヴィンにも「不参加」の連絡を入れましたが、
チャンスがあれば、いつでも声を・・・、と言ってくれました。
そのチームはプレミアで低迷しているので、選手に問題があるのかもしれません。
来シーズン、HRAが2部に落ちて、WLBが2部に昇格する可能性もあると思います。
ケヴィンを紹介してくれたスカウトのジェリーにもお礼の連絡を入れました。
子供一人を動かすだけでもいろいろな人にインボルブしてもらったものです。
今回の件、結局拙が周囲をかき回してしまっただけに終わったんですが、
全国レベルのプレミアでも息子が十二分に通用する、ということが判っただけでも大きな収穫でした。
もう、当分サッカーは辞められないね。
10月15日 いい試合なのか?土曜日は恒例のラグビーマッチ、
先週の大敗は53点差だったけど、
今週は大勝で55点差。相手は0点。
では、この日の相手ロイヤルA校と先週の相手ギルフォードと対戦すると100点ゲームになるのか、
と思うかもしれないけど、そうはならない。
25分ハーフのゲームで、14トライと14コンヴァージョンキックすることは不可能だろう。
点差が開きすぎると、野球やサッカー同様に主審の裁量で試合は終了する。
父兄にアトランタという奥さんがいるけど、彼女の発する主語はすべて息子の名前、
「ウチのキャスパーはね・・・、」 で始まる。 かなりな親バカであっても、つまらないヒトではない。 強い意見を持っていて、むしろ面白い。難点は話に句読点がないことと、どう反応してよいか判らないような意見もあること。 子供の名前からしてなんだか微笑ましい。16歳の兄はフィリックスだそうだ。兄弟どちらも漫画の猫のキャラクターの名前だ。「だって、カワイイじゃない」ということらしい。でも、日本なら自分の子供に「ミケ」とか「ノラ」という命名はしないだろうな。因みに「ノーラ」という女性の名前はそこそこ一般的。アトランタ自身も貴族でおられる父上の映画好きが高じて命名されたらしい。ということで、この家族かなり変だが、面白い。 止め処ない話の中で、突然彼女が昨日採血を受けてきたことを述べる。青アザになった腕関節を披露するので、「Love biteですか」と茶々を入れると、「あー、そうだったらいいわねぇ。そんな関係とはずっとご無沙汰。でね、採血を受けたのは・・・」
まともなことも言っていた。
「ギルフォードは年中ラグビーばっかりやっているんだから強いって判っているんだし、この学校を強くしたいのなら、ラグビーだけはフルシーズンにして、毎日昼休みに練習させればいいのよ。ウチのキャスパーも大喜びよ」
ラグビーの後には、これまた恒例、学校のラウンジでティーが出された。
先週と違って、父兄の会話も軽快。皆、我が子らのプレーを讃え合った。こりゃ、ほとんどマスターベーションだな。 敵チーム、ロイヤルAの情報も入って来た。ロイヤルと付くだけに、王室が慈善事業的にサポートしている完全寄宿学校で、入学者は家庭に問題のある子供たちが大半だそうだが、公立で無試験なので、基本的に間口は広い。5年くらい前に校長が変わってから、生徒も学校の質も飛躍的に変化し、この夏にはとうとうオックスブリッジの合格者を出したのだそうだ。
ロイヤルAの父兄とも話す機会があった。今後はスポーツにも力を入れたい、と願っているとのこと。 スポーツは自信に繋がるらしい。そうかな?昔の自分と今の自分とを比べてガッカリするヒトもいるが。
ところで、このティーはやはり「ラグビーティー」と言うべきだろうか。
機会があれば、紅茶の権威、麻子・スチュワードさんに聞いておきます。
この日、特に目立った息子の活躍は、3つの突破トライし損ねと、4つのトライを生み出したパスと、50m独走でした。
10月13日 常識的な対応 ?東京でも、ロンドンでも、娘と歩いていると視線を感じます。
男性の視線です。
顔を見てから、舐め回すように全身を見ています。
娘の携帯電話が鳴って、拙は彼女から少し離れたところに立っていると、
拙のすぐ隣に立っていた男性が頭を上下運動させながら娘を見ているので、面白くなって、ついやってしまいました。
彼の視線を手で遮ってみたのです。
まず、渋谷でのこと、
「何すんだよ」
「彼女は魅力的ですか?」
「何だよ。関係ないだろ」
「残念ながら関係あるんですよ」
彼は舌打をしてその場から離れました。
次に似たような状況で、ロンドンでのこと、
What are you doing?
「何するんだよ」
Did I do anything wrong for you?
「私が何かしましたか」
No, nothing.
「いや、何もしていない」
彼はバツの悪そうな表情になって、無言でその場から立ち去りました。
えーと、たぶん、拙が一番非常識ですね。あるいは常識を弁えた上での超常識的行為かも。
昨年、ラグビー練習中に息子の鎖骨を骨折させたジョシュアの父ちゃんと爺さんの話。
息子の怪我は全治2ヶ月で、完治までに拙の仕事にも大きく影響し、コストもけっこう掛りました。
裁判所から慰謝料と実費を含めた支払い命令を出してもらおうか、と思ったほどです。
そこまでしなかったのは、穏便な関係を優先したいという息子と妻の希望を尊重したからです。
当時、この出来事をブログにすると、「過失とは言え、先方の両親から一言もないとは非常識」という種類の励ましのコメをたくさん頂きました。
ジョ父ちゃんの方は、昨年一度もラグビー観戦に来なかったのですが、今年は頻繁に現れます。
ピッチ脇でいつも咥えタバコという父兄の中でも珍しい振る舞いの彼は、ジョシュアが拙の息子に怪我をさせたのを知っているのでしょう。
拙が冷たい視線を向けると、怒鳴り声にも似た声援のトーンが変わります。小心者め!
息子が怪我するまでジョシュアの爺さんとはよく話をしていましたが、
怪我をした後、その爺さんからさえ何の言葉もないので、以来、拙も無視を決め込んでいます。
もし、拙が逆の立場で、息子が誰かに怪我をさせてしまったら、
たとえ過失でも、謝罪こそしませんが、心を込めた言葉を添え、誠意を尽くすと思います。
「責任を取れ、謝罪しろ」などと理不尽なことを言うような奴だったら、もちろんその限りではありませんが、
そうなったら、そうなったで、学校など第三者の介入を要請します。 この微妙な加減は判りにくいでしょうか。
こんな状況ですから、もし、ジョシュアの家族の誰かから、息子の怪我のことに触れもせず、
何事もなかったかのように話しかけられたら、言うべき言葉は用意してあります。
でも、これから卒業するまでの5年間、彼らから拙に口を利くことはないと思われます。
彼らは決して気が小さいわけではありません。
授業中の事故であることを主張し、自らを正当化し、見識や良識ではなく、常識という底辺の規範に基づいた論理を展開させるでしょう。
彼らには権利義務関係のレベルまで議論を貶める程度のことしか方法はないと思われます。
彼らのような態度を取る人間にだけはなりたくないと思います。
ジョシュアの祖父、父母に渡って同じ態度とは、見下げ果てた価値観の共有者たちです。
でも、これからの5年間で、もしジョシュアが息子のために建設的なことをした上で、
彼の肉親と話すチャンスでもあれば、その時はいい機会になるかもしれません。
それでも、皮肉の一つくらいはカマすだろうな。 How dare you?!
拙は狭量でしょうかね。非常識でしょうかね。
父性というエゴを維持するために、社会とはこうやってバランスを取るわけです。
因みに「Common sense」と「常識」とでは意味が異なります。
英和辞書を鵜呑みにしていると訳せない、あるいは意味を汲み取れない状況になります。
このことは改訂版以前に記事にしたことがありますが、ご所望の向きあれば記事にします。
え、子供たちのことでムキになり過ぎ?
ほっといてくだされ。
10月11日 日本代表娘と息子は彼らが通う学校の中では、もっとも日本を知る英和人ということになっています。
先日、娘の手の甲に Pretty Chan と書かれていました。
「誰が書いたの?」
「ジャック」
ジャックは娘の同級生であります。頭脳明晰でユーモアもあり、卓越したジョークで大人でも笑わせることの出来る精神の成熟した15歳です。運動は苦手で、体躯はビヤ樽のようで、ハンサムとは程遠い顔立ちは、15歳なのに30歳にも見えますが、いつも娘たちなど女生徒や彼を信奉する男子生徒に囲まれています。天才系なだけに勉強にはあまりまじめに取り組まないのに、どの教科でも努力せずに割となんでも出来てしまうせいか、先生たちには好かれていないようです。
「お前の名前が日本人にどう聞こえるかを教えたのか?」
「うん。『さん』や『君』の使い方も教えた」
ジャックは新しく得た情報を吸収すると、それを咀嚼、加工して自分のものにするタイプです。日本のテレビに出る頭の回転の良いタレントたちを思い出してみて下さい。中にはウンチクにも優れた面白タレントが居ますが、ああいう感じでしょう。ジャックは娘からいろいろな日本語を聞きだしては、自分で考えたこと、思いついたことをお披露目するそうです。最初の頃の食いつきは、「福」と「下」を使った姓が日本人に多いことで、彼は日英の宗教観の違いを悟ったそうです。日本人が気をつけなければならない状況も暗示したそうで、恐るべき15歳ですが、ここで具体例を挙げると拙の本名を言うことになるので、悪しからず。
「でも、ジャックという言葉が日本語にはないから、説明できなかった」
「ジャック、惹起、弱化、寂光、雑魚・・・どれもあんまり良くないなあ。Jacob, Johnでもいいのがないなあ」
「どうでもいいことだから、考えなくていいよ」
そりゃそうです。でも、名前に漢字を当てたり、日本語表記するのは英人にも楽しいようです。
「音から日本語」 「原義から日本語」
Brian ; 無頼庵、 武頼安 丘
Clive ; 位部、 駆来武 崖
Megan → Meg ; 恵 パール(マーガレットと同じ)
Mary → Mimi ; 美々、 耳 誕生を望まれた子供
男の名前って、棲んでいたところに関連するものが多くて、単なる記号のような印象を持つのは拙だけでしょうか。
えー、念のため申し上げますが、娘の手の甲に実際に書かれていた言葉は Pretty Chan ではありませんでした。
名前が Karen だとしたら「可憐」が当たるだろう、という例を当てはめたまで。一応、匿名ブログなのでご容赦。
10月9日 エデンの橋なぜ、Edenをエデンと発音するのでせうか?
正しくはイーデンです。
でも、E電(死語?)とは異なります。 80年代に作られた「E電」って愛称、まだ使われているのですかね?? 元国鉄は、どれもJRですよね???
さて、
8日は表題の名前のサッカーチームと試合をしました。
前半は1ゴールながら8アテンプトで、内容は息子チームWLが優勢でかなり一方的でしたが、
後半は敵ディフェンダーの大きく蹴り返すパスによるカウンター攻撃で、
シュートにならないポテポテ球が4回もゴールに入ってしまいました。
同点から点を重ねる度に、敵方の父兄は狂喜乱舞。
ああいうゴールでも手放しで喜ぶものかな。
拙なら苦笑いして、相手に「アンラッキーだったね。悪いね」と声を掛けたくなる。
ともあれ、後半はWLの主戦選手が2人怪我、1人不参加、1人まったくやる気なしで、
前半とは打って変わったチーム編成になってしまい、敵陣までボールが上手く運べない状況になってしまいました。
審判もひどかった。
監督ポールは普段穏やかな人物であるだけに、この日の彼の発言には驚きました。
「アナタは審判じゃない」
そう言うと、敵方の父兄も言葉を荒げていました。
どうやら審判は敵方の倶楽部の父兄のようです。
敵チーム「エデンの橋」とは昨年も同じカップ戦で、同じ時期に試合し、5対0で負けました。
この試合でも同じ審判で、ポールは審判の言動やジャッジの不適格さについてリーグに提訴したものですから、
リーグから注意を受けた審判としては息子のチームWLに「このやろ」という気持ちだったかもしれません。
前半戦の息子チームの様子を見ると、昨年と比べて随分上手くなったものだなあ、と感心していましたが、
前半の中ごろから、敵チームの父兄からも「え?」と言う声が出るほどのおかしな判定が出始めました。
それでも、前半はチーム力を維持した息子チームWLは勝てる気持ちでいっぱいでした。
しかし、後半はエデンの自ホームグランドの狭さを利用したカウンターアタック狙いの布陣に、息子達は対処しきれていませんでした。
それと言うのも、不思議な判定が続いたことに拠る戸惑い、
「エデンの橋」というチーム名とは思われないほど罵詈雑言を放つ子供たち。
息子チームWLは敵方のペースにハマッてしまったんです。
前半はいい試合でしたが、最後はくだらない試合になってしまった、という気分です。
まあ、リーグ戦が大事なので、このカップ戦の勝敗はどうでもいいんですが、
今シーズンは少なくともあと2回このチームとリーグ戦で対戦します。
プロを意識する選手が多い状況では、親たちの心の余裕もなくなってくるようです。
そうそう、息子は今後もこのチームWLでプレーするつもりでいますが、
先日、トライアルに合格したプレミアチームHRの試合を見て、その様子で最終的に判断したいと考えています。
でも、観戦スケジュールがなかなか合いません。
この8日の試合でも何名かのプレミア関係者に確認したんですが、
どうやらプレミアというところは身体が大きくて、スピードのある子供たちが大勢を占めるようで、技術にはどのリーグでも大差ないようなのです。
まだ非力でも上手な子供たちは、4部リーグ以上に行けば、1チームの中に必ず数名居るんです。
息子もいずれは大人になるわけだから、今のところは技術を高めることに専心することにして、
わざわざ荒っぽいサッカーをやるところに行かなくても良いかな、と考えています。
試合後、仕事が嫌で娘と近所の丘を散歩していろいろ話をしました。
娘はフルート奏者です。同学年には20名ほど同奏者がいます。
先週、彼女はフルート奏者グループの学年リーダーに選ばれたそうです。
「なんで?」 と尋ねると、
「学年で一番上手だから」 だそうです。
「お前よりもキャリアの長い子もいるんだろ。気分を害さないかなあ」
「大丈夫。そういう子は自分がサボっていることを判っているから」
そうか、うまくやっておくれ。
妻もフルート奏者ですが、娘の奏でる音色とまったく異なります。
「まだマミィには叶わないよ」 とのこと。
それから、もう一つややショッキングなニュース。
娘はCCF(学生軍事教練隊)を辞めてしまいました。
空軍に入れば、グライダーに乗れると思って入ったのに、なかなかチャンスが来ないことと、
教練自体が思ったほどサバイバルなどの役に立たないことと、
勉強時間を増やしたいからだそうです。
なんだか残念。
以上、備忘録代わりでした。
10月8日 7日のラグビー試合昨日の続き、というわけではないんですが、
Guildford
は何と読みますか?
地名の由来には諸説あるんですが、特に注目したいのは Guild が Gold の関連語であること。
” d ” が大切な綴りの一つなわけです。
fordは「浅瀬」です。
郊外に行くと、橋がなくて、人道の替わりにステッピング・ストーンが置かれ、車はザブザブと浅瀬を渡らなければならないところがあります。
標識にも "ford "と書かれています。 車高が低かったり、増水すると渡れないわけですが、古い街や森の中などでたまに目するものです。
で、Guildfordですが、
たぶん、岸辺に金色の花が咲いていたとか、川砂が光っていたことを理由にGold-fordに由来するのかもしれません。
読み方はギルフォードです。
この街を紹介するだけで、かなりの長文になるのですが、それは興味のある方々各自にお任せして、
7日に行われたギルフォードにあるパブリックスクールとのラグビー試合のことなど・・・。
このチームは英国で3番目に強いチームですが、
昨年はシーズンの最初の試合で当たり、7対0で負けました。
んなら、今回はいい試合が出来るだろうと期待していましたが、
25分ハーフの試合の最後までに、敵陣へボールを運べたのはわずか2回だけ。
スピード、力、迫力、熱意がまるで違います。
敵陣のお父さん達も気合の入った声援で、大差が開いても、「行け行け」の号令。
息子と数名の選手は、随所でいいプレーをしていましたが、まったく歯が立たず。
結果は53対0という大敗。
体格差はあまりないものの
なんでも毎年プロ選手が複数出る学校ということで、
選手は皆セレクションを受けて来た生徒、あるいはラグビーの家庭教師を付けられた生徒ばかりだそうです。
おまけにギルフォードは一年を通じてラグビーばかりやっているんですから、
年に4ヶ月しかプレーしないヘロヘロチームが勝てるわけないんです。 それでも、何名か悔し泣きしていました。
隣のピッチでは、Bチーム同士の戦いでしたが、ギルフォードのBチームが息子の学校のAチームと同じくらいのレベルに見えました。
試合後のティーでは、息子達は皆うなだれたままで、試合のことには触れたがりませんでした。
サッカーほどの思い入れはないものの、息子もこの現実を受け容れることは辛かったようです。
8日はサッカーですが、記事がサッカーになるとは限らない。
10月4日 経過がメンドイ息子の移籍話はかなりセンシティブなことのようで、いろいろ気を使います。
連日、監督たちといろいろな話をし、周辺情報を集めていると、
時間が押せ押せになり、明け方に仕事を終えてからでは、ブログを更新する時間も・・・。
そんなわけで、今日も途中経過ですが、
ようやく先が見えて来ました。
大事なのはジュニアのプレミアに入ることではなくて、その実力があるかどうか、ということだけだったので、
現チームへの残留も考えています。
でも、プレミア・チームの監督からのラブコールも激しいぃぃぃぃ。
結果は来週中に出ます。
息子が「残る」と言うか、「移る」と言うか、もはや腹は決まっているんですけどね。
ところで、本日、4日は息子の誕生日です。
息子だけ10月生まれで、娘も妻も拙も皆獅子座の生まれです。
13年前の明け方、陣痛から30分以内に自宅出産で生まれました。
その様子は以前の10月4日ごろに書いた記憶があります。
13年間、お利巧さんだったので、親孝行な息子です。
そろそろ親離れ、子離れですな。
10月2日 プレミア合格去る土日、9月30日と10月1日は親子ともに、とても忙しい日でした。
まず、30日の朝は4時まで仕事をしていたのですが、
8時には起きて、息子のトライアルの準備に掛りました。
13歳以下(以下U13)のプレミア・リーグの1チームの練習に参加して、その監督がサッカー選手としての息子を品定めするのです。
リーグについて簡単に説明しますと、まずTリーグというプロにサポートされたリーグ組織があります。
U13には全部で6リーグの中に約100チーム、
さらにその中にはスカウトやトライアルでセレクトされた選手数は1500名ほどいます。
このリーグに入る段階で、既に普通の子供達よりもサッカーは上手なわけです。
息子の現在所属するチームは3部リーグですが、
最高位のプレミアはプロのユースチームなど11チーム(165選手)がひしめき合う英国内の最高レベルにあるのです。
この165名はほぼ確実にプロになれますが、プロの意味も広いわけで、
誰もがベッキャムやオーウェンになれるわけではありません。
セミプロなら郵便局員を兼業しているヒトもいます。
しかも、結果を出せない選手は、たとえ13歳でも、シーズン中でも辞めさせられる、という厳しいリーグです。
プレミアの中堅チームで、かなり上手いということになれば、さらに上位のチームでも試してみたくなります。
可能性を試さないで、スカウトや公開トライアルの機会を待っているだけでは時期を失ってしまうかもしれません。
そんなわけで、
親子ともども少々気合が入っていましたが、
ダメもとくらいの気持ちの方が良いかな、と話し合って、リラックスすることも忘れていませんでした。
で、結果は表題のとおりなんですが、
練習に参加して30分以内に、息子が一番上手いことにコーチ以下、誰もが気付きました。
拙も拍子抜けです。
練習を静観していて、いくつかのことに気付きました。
プレミアのこのチームHRは、息子の現チームWLと対戦すれば確かに勝つだろう。
でも、そんなに強くないな、5対2くらいの3点差かな、と。
実は、HRとは、以前息子が参加していたHRのCチームの上位にあたるAチーム選抜です。
HRのCチームは現在6部リーグですが、Aチームは1部リーグ(プレミアリーグ)に居るということです。
監督も、メンバーもまったく異なります。
HRCへと息子をスカウトした人物に、HRAの監督を知らないか、と尋ねて紹介してもらったのがきっかけでした。
「で、アナタの息子はプレミアで通用すると思うのですか」
「いいえ、判りません。ただ、チャンスを与えてやりたいので、トライアルとして練習に参加させてもらいたいのです」
で、練習後、HRAの監督ケヴィンは、
「インテリジェンス、正確さ、的確さ、スピード、飛距離、技術・・・どれを取っても素晴らしい。Definite欲しい選手です」
拙は心の中で誰かに「ザマミロ」と言ってやりました。
もちろん、息子がそのレベルでやっていけるだろうという自信はありましたが、
時として適正な評価がなされないこともあるわけですから、
少々ドキドキしていました。
結果を知らされ、木陰で静かにガッツポーズをしてしまいました。
で、息子がひと言「入る」と言えば、プレミアの選手になれることになりました。
でも、考えています。
息子の目標はU13のプレミアに入ることではなく、プロ・プレミアのサッカー選手としてプレーすることです。
それなら、今のチームをさらに強くすることも大事なのではないか。
現チームメイトは伸び代が息子ほどではない、と言っても、
息子を使えば、プレーは広がり、確実に強くなる筈です。
チームメイトのポテンシャルに期待したい気持ちもあります。
そうすれば、これはこれで評価されることになります。
日本の野球で言えば、元ヤクルトの池山選手や、現オリックスの中村紀選手が高校時代に同じことをやっています。
他にもたくさんの付帯的状況と理由があり、今回移籍する過程で様々な問題が生じます。
現チームの監督ポールとは、1日(日)の試合後に話をしました。
「もちろん、辞めて欲しくない。必要な選手だ。現チームメイトたちが、息子さんを使いこなせていないのは確かだ。本来、シーズン途中で他チームが選手を引き抜いてはならない、というルールもあるが、息子さんの将来を考えれば、移籍も止むえ終えないと思う」
うーん、なんていいヤツ。
で、プレミア監督のケヴィンからも電話がありました。
「移籍には問題の起こらぬように配慮するのは可能だ。ウチに入れないとしたら、息子さんはプレミアの他チームに行ってしまうかもしれない。そうなれば大きな損失だ。現在の3部リーグではもったいない。彼は確実にプロになれる選手だ。決断は急がないが、チーム編成の問題もあるので、早めが好ましい」
問題というのは、以上のことだけではないんですが、来週、スケジュールが合えば、プレミアの彼らの試合を見て決めようと思います。
その頃までに決めないとね。
我が息子ながら、・・・なんか凄いなあ。
そうそう、土曜日の午後のラグビーマッチでは、ガトウィック近くの強豪校Wth相手にまたトライを決めました。試合は15対26で負けましたけど。
9月26日 後半は3対1去る24日(日)のサッカーは、息子のサッカー人生でもっともゲンナリする得点差でした。
最高の大差を付けられた試合は、ちょうど昨年の今頃、同じカップ戦以来のこと。
昨年当時、横殴りの雨の中、サリー州のプレミアリーグで上位に位置するチームに7対0で敗退したのですが、
青のユニフォームのAWの選手。一番背が低いけど、速い選手。 動作も敏捷で、且つインテリジェンスあり。でも、息子は競り勝ってたもんね。 その様子をビデオにアップしたいけど、技術的にメンドイ。
今回の相手AWはさらにその上にランキングし、毎年サリー州カップで優勝している強豪でした。
試合前、監督ポールは「10対0くらいはありえる」とのこと。
なんだか、観る前から萎えますなあ。
AW選手が集まってくると、13歳とは思えぬ体格がぞろぞろ。
170cmを超えているのは6名ほど。 横幅もかなりしっかりしているし、脚が太いぃぃぃ。 拙よりも太いぃぃぃ。
拙は速いけど、馬力は英人ほどぢゃない。ディーゼルと新幹線の違いと言えば判りやすいでしょうか。力はディーゼル。
しかも身体がでかいだけぢゃない。技もそれなりで、当然のようにスピードもある。
ゴール前にパスが行けば、オフサイドになることもなく、ディフェンダーが難なく抜かれてしまいます。(意味判る?)
息子より小柄な選手でも素早く、スキのない動き、ボールにくっついて離れない、
おまけに個々人のプレイが全体に噛み合っていて、団体としてのスキもない。
一つの動作を終えると、すぐに次の動作へと・・・。
こうやって比較してみると、息子チームには際立って上手な子がいるわけではないなあと痛感。
プロを目指している子供たちもいるけど、AWの選手と比べるとやはり限界が見える。 でも、プレミアでなければ・・・ね。
試合は、キーパーの連続ミスで連続失点、
ディフェンダーと敵フォワードとの脚の速さの違いで連続失点、
ボールに対する執着心の違いでインターセプトと連続失点、
こんだけ連続失点していたら、3対1のわけはないだろって?
そのとおり、前半は9対1で折り返しました。
だから表題は後半だけのスコアなのです。
後半は前半に犯したミスを補う戦法が少し効いたのです。
脚のある選手のポジションを下げて、攻撃スタイルをクリエイトする息子以外は、皆ポジションの変更。
フォワードの選手2名を守備的MFに配置。ディフェンスを重視した変則形式。
つまり、前後半で12対2、まさに、結局10点差ゲームになってしまいました。
他リーグとは言え、一番強いチームですからねえ。 2点取ったことと、アテンプトが多かったことで相手から褒められたほど。
言わば、プロのユースチームです。
昨年、このチームAWは20対0のコールドゲーム(正式名忘れた)を4つもやったそうです。
ローカルルールかもしれませんが、20点差ついたら、試合時間終了前でも強制的に終わりっていうルールがあるんですね。
この試合の前半には、その恐怖さえ感じました。
でも、本当に悔しかった。 デジビデオに撮影したので、これから息子と見ます。
唯一の救いは息子への評価でした。
一番上手だったAW選手のタックルを何度もドリブルで交わしていましたし、
一番背の高い選手と競り勝っていましたから、AWの監督も息子の名前を聞いていました。
「もし、このチームに入れたなら、今よりも自分を活かせると思う」
息子の頼もしい言葉が聞けたので、大敗した昨年の同カップ戦ほど落ち込んだ気分にならずにすみました。
これは息子の心の叫びでしょう。
そして、この試合で、次の土曜日に現在の8リーグの中でもトップに当たるプレミアリーグの1チームのトライアルを受ける決心がつきました。
息子の学校の土曜のイヴェントスケジュールなど、なんのそのです。
先方の監督のメガネに叶うかどうかは判りませんが、拙の目には息子の力量はプレミアでプレイするには充分だと思います。
その根拠は息子の動きと頭脳です。 親バカでしょうか。
いえ、このままでは息子が不憫なのです。 試すチャンスがないと、人生は次に進めないのです。
チャンスは自分で掴むしかないのです。
拙の時代、こういうやり方は、英国に住まなければ判らないことでした。 そのことはまた別の機会にしましょう。
ともあれ、結果は次の日曜までに明らかになるかどうかは判りませんが、いずれここでお知らせすることは出来るでしょう。
息子がプレミアに入れたら、このブログはサッカーブログ化して今後も熱っぽく続くかもしれません。
そうそう、備忘録だから付け加えると、
週末拙宅に来ていたW・カレッジの息子Kも観戦していました。 彼は日本ではかなり優秀なサッカー選手でしたし、サッカーをスポーツ科目とするガリ勉W校でも当然のようにエースプレイヤです。 息子のチームには目立つ子がいないなぁ、とはKのことば。 偶然にも、彼の父上と拙は同じ県内で中学、高校時代バスケで対戦したことがあります。 中学時代、拙のチームは全国大会出場しましたが、高校時代は彼のチームの方が強かったんです。 彼も拙もそれぞれ中心選手でしたが、今は英国でこうやって息子達がそれぞれのフィールドで活躍する姿に妙味を感じています。
9月25日 週末の備忘録、オープンデイなど・・・23日(土)は息子の学校のオープンモーニング。
9月中はこのオープンデイなどが官公庁でも行われます。
先週の日曜、17日はそのピークで、大蔵省、外務省、防衛省、英国銀行、フリーメイソンズ・ホールなどでも一般公開されていました。
でも、学校のそれとは目的が異なります。
学校の場合は、翌年の受験者を対象にしたもの。
各組織の場合は、それぞれの企業や団体がどんなところでどんな活動をしているかを一般に知っていただくため。
特に外務省は「外交」という判り難いところであり、マスコミから叩かれ易く、ソフトターゲットとして狙われやすいところから、
オープンデイはアピールの絶好の機会であります。
そういうわけで、9月の中旬のロンドンは観光に適していると言えましょう。
でも、一日に回れるのはせいぜい4~5箇所ですから、段取りよくスケジュールを組む必要があるかも。
紹介サイトはVisit Londonですが、この時期、このスケジュール情報は既に閉鎖されています。来年の参考にされて下され。
で、息子はオープンデイでは4家族を学校案内したそうです。
皆、白人で良い感じの家族だったそうです。
「家族や親を見れば、その子が入ってくるかどうかが判る」のだそうです。
やっぱ、独特のスタンダードがあんのね。
オープンデイのその後、息子はラグビー試合。
リーズ城近くのSVというパブリックスクールとの対戦でした。
拙と妻とW・カレッジの学生は3人で、その試合観戦前にリーズ城に行って来ました。
オリヴァー・クロムウェル時代の市民戦争フェスが行われていました。
当時の大砲やら、やたら長い銃やら、時代考証のフェアなのかね。
時間が持てなかったので、しっかりと見ませんでした。
リーズ城は天気が良ければ終日過ごすのに良い所です。
でも、息子の試合があるので、後半開始頃を見計らって出発し、
会場となる学校に着くも駐車場がいっぱい。満車。スペース無し。
遠くの住宅街に止めて観戦を始めると、既に後半中盤、しかも7対19で負けが込んでいる。
結果は7対24。 おまけに息子からのパスが2つもノックオンに。
最近の息子のスポーツを観ていても、イライラしがち。
なんだか楽しくないな。 野球狂団も最近はご無沙汰だし。そろそろ仕事は恒常的に忙しくなりそう。
これを機にブログも・・・。
9月18日 黒星発進表題を「★発進」としようと思いましたが、やはり絵文字は柄じゃない、と。
17日は息子のサッカー公式戦の初戦でありました。
リーグが昇格するといろいろと勝手が違ってきます。
まず、選手個々の能力、
各チームにはプレミアから声の掛った選手が数名は居るという競争の激しい状況になってきました。
プロへの登竜門は、これから15歳までにどこかのプロのユースにスカウトされるか、トライアルを受けるか、という選択に掛ってきます。
U13(13歳以下)の8部リーグの中でも上位の4部リーグ以上でプレーしていれば、
ユースのスカウトの目に止まる可能性はあるので、息子はまあまあの環境でプレーできるということになります。
それでも、先の親バカ記事でも述べたように、チームは息子のプレーを活かしきれておりません。
17日もその様子が浮き彫りにされた試合展開となりました。
このリーグで勝つには、やはり両サイドを有効に使う攻撃でないと勝てないでしょう。
親たちの半数がそのことを分かっていませんから、子供たちにそのことが伝わるとは思えないので、やはりこのチームの限界が見えてきます。
もう一つの違いは、指導者の態度や能力も下位リーグとは異なり、
息子のプレーを評価できるコーチや監督が敵方にも増えて来たことです。
試合後の敵方の「 Nice play 」 とか、 試合中の 「Mark up No.10」という言葉には息子のプレーに対する深い評価が感じられます。
上位リーグに進んで来ると、指導者の目も資質も確かなモノになってくるようです。
で、試合は、
前半の10分で、敵に「なんちゃってゴール」を2つ決められ、息子チームはティムが鋭い弾道のシュートを決めました。
結果は2対1で負けだったのですが、試合全体を振り返ると、
息子チームのボール占有率は70%以上、アテンプト(ゴール枠内へのシュート動作)は8つ(敵は3つ)で、
前半最初の10分間がとても残念に思われる試合内容でした。
途中から試合を見たら、勝っているのは息子チームに見えた筈です。 たとえ負けていても、取り返せるだろうと思えたでしょう。
「なんちゃってゴール」というのは拙が勝手に作った言葉ですが、意図せずに入っちゃったとか、
一瞬の集中力の欠けた状況から入ってしまったとか、いわば事故のようなゴールのことです。
相手の実力とは関係なく点数が入ってしまうことは、全体の士気にも関わるので、
息子達は最後まで気分が乗り切れずに不完全燃焼に終わってしまった試合でした。
ちょっと抑え気味に書いてきましたが、
そろそろ爆発しそうです。
みんな、もっと頭使えよ! と言いたい。 こりゃ、来年まで忍耐が持たんなぁ。
嫌いな言葉、我慢、努力・・・・
9月17日 初トライ息子のラグビーシーズンが始まりました。
娘がラクロスをやっていれば、そのシーズンも始まっている筈ですが、
あいにく娘は学校のチームには選らばれていません。
数年前、ゲーム中の娘のプレーを見ていると、ラクロスラケットを持ってポジションに突っ立っているだけ。
パスを取りに行こうともしない。
試合後聞いてみると、
「だって、何をすればいいか分からないんだもん」
機能分担を知らされて、それをやろうにもどうやっていいのか、というイメージが湧かないそうです。
「それは私と同じだ」
妻が言います。
「スポーツって勝ち負けだけで目的がはっきりしないのよね。見るのは良いけど、
やるとなると何をしたら良いか分からないし、出来ないことが意外に多い」
拙には妻の言っている意味がよく判りません。 「出来ない」ということを認めたくないような表現にも聞こえます。
娘は拙の体格のひょろ長いところや面倒くさい思考力を継承しましたが、拙の運動遺伝子はどこかに忘れて来たようです。
そんなわけで、昨日はラグビー場5面、ラクロス場4面を取れる広大なグラウンドに行って参りました。
緑の芝生が地平線まで見えそうな景色。(撮り忘れ)
身長が拙と同じくらいの娘の友達が手を振ります。
小さな頃から知っているので、カワイイ仕草です。
今はスタイルもよく、脚が長く、ブロンドの長髪がなびいてとてもカッコウ良いです。
娘も立っているだけならカッコウ良いのですが、それだけではこのグラウンドに来られないのであります。
一方、息子は昨年の今頃にラグビーを始めてから公式試合で初トライを決めました。
ポジションは俊足にあてがわれるOutside Centre、
息子の進度が速すぎて、さらに外のウィングがついて来られない事態も何度か見られました。
その日、息子のトライチャンスは他にも3回あり、惜しいところで押し返されていました。
この分なら今シーズンは更なる活躍が期待できるかも。
試合はフェルトンというラグビーの強豪校相手に20対20の同点という結果でした。
息子のトライの瞬間は残念ながらうまく撮影出来ず。
まあ、スポーツの撮影は難しい。
当日、気になったことはトライ後のコンヴァージョン・キック。
いつもトムという親友がでしゃばって、他の選手に蹴らせません。
でも、最近になって思うのは息子の方がこの類のプレイス・キックが上手いのではないか、ということ。
サッカーではコーナーとフリーキックは息子の仕事です。
トムにはラグビー歴8年で、常にエースプレイヤーというプライドがありますから、
2年目の息子としては、彼をあまり刺激したくないようです。
でもね、そのうちきっと・・・。(秘めたる闘争心)
今年の監督は昨年よりもけっこう良さそうなので、期待しています。
その名もMr.Try。 マジで本名。
9月14日 シーズン開始イングランド・プレミアなどのサッカーシーズンは既に始まっていますが、
息子の所属するサッカーリーグでも間もなく公式戦が始まります。
シーズンは9月中ごろから、5月いっぱいというところでしょうか。
天候次第で6月までずれ込むことはあります。
学校のスポーツ、ホッケーやクリケットを楽しんでいたこともあって、
その6月から今まではあまりサッカーのことを考えない期間でした。
その間に息子のサッカーチームWリーフは昇格し、
メンバーは少し補強されました。
で、練習試合を2つほど経て、気付いたことなんですが、
それは「このチームは息子を使いこなせていない」ということ。
これからの息子のサッカーを考えてやらねば、という気がしています。
英国での息子のサッカー歴は3年前に帰英したころに遡ります。
近所で開催されたサッカースクールでトレーニングを受けている初日、コーチにスカウトされたのです。
プロがスポンサーになっているリーグの1チームでした。
当初、そのチームに入って活躍する息子の動きはノビノビしていました。
監督も息子の知的なプレーとスピードと技術にご満悦でした。
息子の動きや姿勢に刺激され、チームメイトはどんどん上手くなりました。
しかし、所詮10歳以下の子供のサッカーですから、
親たちの都合で退団や不参加が増え、何名かの選手はシーズンオフの間にクリケットに転向し始めました。
1年目、チームは20チーム中5位という成績だったのですが、内容は不完全燃焼で不満の残るものでした。
これは日曜にプレーするチームでしたから、今後「日曜チーム」と言いましょう。
2年目、息子はもう一つのチームに入り、毎週土日はサッカー漬けとなりました。
実は、これが良くなかった。土曜日は良い活躍が出来るのに、日曜日は前日の疲れが残って、鋭い動きが出来ない。おまけに、日曜チームには補充選手として、大量に下手くそが入って来ました。単なる数合わせで入って来た子供達はサッカー好きであっても、体力も技能も頭脳もありません。息子は次第にやる気を失います。
息子はこの状況でも我慢して、両チームの参加を続けましたが、日曜チームの結果は5部リーグ最下位から2番目という惨憺たるモノ。
土曜チームでは、ミッドフィルダー(MF)の息子を中心に、なんとかまとまりがあり、日曜チームとは別地域リーグで3位でしたが、シーズンの終わりには息子と他の選手たちとの間に違いが出てきたのを感じていました。それも理由の一つでしたが、プロを目指すにはどちらのチームも適当ではない、ということで土曜のチームを去ることにしました。
このような状況で、息子の2シーズン目が終わる頃、息子友人サムの父親リッチーの誘いで、プロのスカウトが頻繁に見に来る日曜リーグ上位チームのトライアルを受けてみました。1ヶ月間、10回のトライアルで決めるという話でしたが、ここでも監督は初日から「是非、うちで」と拙に話しかけて来ました。一方、サムの方は下位リーグの下位チームに受け入れられました。サムは能天気でしたが、父親リッチーは複雑な表情でした。うう、リッチー、ごめんよ。
このチーム、つまり現チームでは、息子の1年間の我慢が実りました。チームはまたしてもMFの息子を中心にまとまった動きを見せ、快心の成果として終了したのが、今年の5月のこと。リーグも昇格しましたから、上位リーグでのこれからは、さらに厳しい戦いになるわけです。
それでも、ちょっとした不安があります。
実は、シーズン中盤ごろからあることが気になっていたのです。それは現在のチームに参加して5ヶ月もすると、かつての土曜チームで感じた下線部分を再び経験したのです。つまり、チームメイトたちが息子の考えや動きに沿って来られない。 ただ、シーズンオフの間、拙も息子もすっかりそのことを忘れていました。再び気付いたのは最近の練習試合の最中です。
親バカとか、傲慢と思われるのは仕方ありませんが、見るべき人が見れば、これは明らかなのです。
息子は現在のチームとリーグには相応しくないのではないか、と考えています。
チーム内に不協和音があるとか、不満があるわけではありません。チームは極めてよくまとまっています。でも、息子の「伸びしろ」は他のチームメイトとは明らかに異なるのです。
上位リーグはまだ2つあります。一番上位のプレミアには、プロのユースチームもあり、そのリーグでは結果が出せないとシーズン中でも選手は退団させられるという厳しいものです。息子はそういう状況でも生き残って行けるのではないか・・・、という気がします。
先日、そのプレミア上位のチームと練習試合中、敵の監督に声を掛けられました。
半分日本人の顔をした息子の父親が拙であることくらいは誰にでも分かるのでしょう。
「7、8月中のトライアルを受けなかったのかね?」
「クリケットばかりやっていて、気付きませんでした。今から入れるチームはないですかね」
「ここまでにチームは、もう決まっちゃっているだろうし、実際にはシーズン中に抜ける子供は少ないから、いつトライアルがあるか判らんしねえ。一応私の名刺をお渡ししましょう」
現チームの監督ポールは、拙と敵監督のやり取りを遠目に見ていたけど、試合後はそのことに触れませんでした。
でも、間違いなく分かっているよね。
その試合、珍しいことに、息子のミスで1点を取られ、引分に終わりました。
9月10日 娘と散歩デスクワークだけに追われて、夕方5時を過ぎてしまったある日、
「ああ、今日も泳げなかった」
と言うと、娘が散歩に行こうと誘ってくれました。
「うーん」と考えておると、「一人でも行くからいいよ」言うではありませんか。
「それはいかん。お前みたいな弱そうな奴は、悪者にゾンビにされてしまうかもしれんから、一緒に行ってやる。ありがたく思え」
「うん、じゃあ、有難く散歩しよう」
娘と拙は丘を登り始めました。
拙宅は丘の中腹よりやや下にあるので、いきなり登りになります。
登ること10分強でようやく平坦な丘の上の道に。
と言っても丘の上の住宅街なので、大した景色ではありません。
目指すのはグライダー専用飛行場です。
第二次大戦時は英国機はここから飛び立って、ベルリンへ空爆の旅を催行したのです。
以前もこの散歩コースは紹介したことがありますが、娘との散歩はそのとき以来。
「15歳の頃のことを話して」
「え?、男の15歳なんて話す価値があるのかなあ」
「そうじゃなくて、15歳の頃に考えていたことや、したこと」
「分かっているけど、簡単に言うと、五欲の制御かなあ」
「五欲?」
「そう、食、性、排泄、物(名誉)、睡眠かな」
「変なカテゴリ」
「日本ではそれが普通。15歳では食と性が思考の大半を占めているからなあ・・・」
「でも、スポーツしてたんでしょ」
「スポーツは女の子にモテタイからやってたの。今と違って、若さと健康の維持なんてモティベーションなんてなかった。つまり性欲の延長線上の活動」
「なんだかガッカリするなあ。誰でもそんなもんなの?友達は?頭悪いの?」
「当時の俺の友達グループは2名が医者、1名が自然科学者、1名が社会科学者、1名が鍼灸師、1名が教師・・・、頭悪りぃか?」
「ウチの学校の子達よりも頭良さそうだけど・・・」
「たぶんな。でも、皆5分ごとに手がchiんtiんに触れていたと思うよ」
「なんか汚い」
「精神的に、衛生的に?」
「衛生的に」
「良かった」
「なんで?」
「どんな『汚い』でも、汚く感じるのは自分次第だからね。精神的に汚いと思ったら、思考の停止になって、それ以上何もならないだろ。衛生的に汚いのなら、洗えばいい」
「でも、精神的に汚いと思うヒトの気持ちは判るような気がする」
「もちろん、そういうことを理解してあげられる想像力くらい持ってないとな!」
「で、結局15歳の男の子のsexの話じゃん」
「その頃、15歳の女の子にリビドーがあるなんて想像したこともなかったよ」
「だからぁ、そんなこと聞いてないよ」
「男の15歳は歩く性欲だよ。思考のすべてに性が関わる」
「なんか言い切り過ぎじゃない」
夕方7時です。 「かもね。でも、15歳の不能者なんて知らんもんね」
「はぁ~!」
以上、親子の会話にしてはちょとエグイ? でも、物分りの良い娘。 あるいは、親を見限っている?
この後は日英関連史の話と、ジョン・レノンの話をしました。
娘も拙も「イマジン」の歌は好きだけど、変だね、ということで意見が一致しました。
美しい大言ばかりで、何が本当の主張であるのかが明確でないという点で、「エーデルワイス」の歌詞とあんまり変わらないです。
イマジンの場合、観念のすべてを否定することで、元祖あるがままを肯定するという手法でもあります。
でも、だからこそ誰もが独自の解釈を当てはめられるので、人気あんのね、ということです。じゃんじゃん。
散歩中の会話ですので、あまり深くはありませんが、そういうことを話しました。
音楽について語る頭のスペースはないので、勘弁してください。
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